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ステンドグラスブログ

私がステンドグラスを始めた理由

2020/07/26

こんにちは、埼玉県さいたま市のステンドグラス工房「YUKO TERASHIMA ART & DESIGN」の代表寺島裕子です。

長年グラフィックデザインの世界に携わり広告やブランドロゴなど数々の作品を創作してきましたが、数年前に未来の自分の姿を想像した時に「グラフィックデザインだけでなく、何か新しい世界に挑戦してみたい」という気持ちが大きくなりました。

「グラフィックデザインとは違った形で私を表現できるもは何か・・・。」

そんな風に考えていた時、幼い頃から興味のあったステンドグラスが頭に浮かびました。

光と影で立ち上がるその姿はとても力強く、見る人に大きな感動を与えることができるステンドグラス。

「これだ！」

それまでステンドグラス制作は未経験でしたが、ハマるとめり込む性格のため一気にステンドグラスの世界に魅了されていきました。

「ステンドグラス」というと教会にある宗教画や植物をモチーフとしたティファニーランプのようなものが真っ先に上がりますが、現代のステンドグラスはモチーフも表現も多様で、想像以上に自由で楽しい世界が広がっています。

現代のステンドグラス作品を見せると「今はこんなステンドグラスがあるんですか！？」と驚かれつつもステンドグラスの世界に興味を持ってもらえます。

元々楽しいものや人にワクワクしてもらったり驚きを与えるようなデザインが好き。

そこで私はデザイナーとしてのこれまでの経験を活かし、“絵画的な表現”よりも“デザイン的な感覚”でステンドグラスを制作してみようと思いました。

個人で楽しむパネルやランプはもちろんですが、楽しいギミックやアイデアに空間をより魅力的に演出するモチーフやデザインを加えることで商業施設のサインや照明、内外装にも新しい見せ方を表現できると考えています。

まだ、多くの人にとってステンドグラスは日常的ではないかもしれませんが、
ワクワクしたり
驚いたり
楽しくなるような作品を通じてより多くの方にステンドグラスの魅力を感じていただければ（伝えていければ）と思っています。

グラフィックデザイナーとして活躍した経験を活かし、
動物や植物、食べ物などのステンドグラス作品を作っています。