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ステンドグラスブログ
ローズのパネル 微妙な色味の違いやデザインの違い
2020/10/19
こんにちは、埼玉県さいたま市のステンドグラス工房「YUKO TERASHIMA ART & DESIGN」の代表 寺島裕子です。
以前お客様からステンドグラス制作のご依頼を頂いていたローズのパネルを作成しました。
ご注文は1点だったのですが、実は制作したものは2点ありまして・・・。
一つは制作のご依頼いただいてからお返事いただくまでに時間が空きまして、先行して作業を進めてしまったところ、時間が経ってからお返事頂き、当初のデザインに直しが入りました。
これはが最初に制作したパネルです。
こちらのデザインには蕾がありません。
全て咲いた状態のバラで構成しています。
こちらが修正デザインで制作し、後ほど納品したパネルです。
修正のご依頼は咲いたバラの数を減らして蕾を追加して欲しいとのことでした。
ステンドグラスはガラスの場所で印象が変わります
色味の希望はピンクや赤系での構成でした。
見ていただくと分かるかと思いますが、同じピンク系のガラスでも同じ柄のガラスはありません!
(無地のガラスやマシンメイドのガラスはほぼ同じ色味ですが・・・)
柄のあるガラスは選び方やどの部分を使うのかだけでも雰囲気が変わります。
微妙な色味の違いでもやっぱり少し雰囲気が変わりますね!
そして蕾を追加されたことでも雰囲気が変わります。
ガラスの色味のご確認いただけます
先行して作ってしまったことで、逆に勉強になりました!
使われなかった方のパネルはアトリエの入り口扉に取り付ける予定です。
オーダーメイドのステンドグラス制作のご依頼をいただいた際は、ご希望があれば、カット前のものですが本物のガラスを見て色味を確認することも出来ます。
できあがったステンドグラスの最終形をイメージするのは難しいかもしれませんが、色の感じを掴むことはできると思いますので是非ご相談ください!
ステンドグラス制作のご依頼Yuko Terashima Art & Designとは
グラフィックデザイナーとして活躍した経験を活かし、
動物や植物、食べ物などのステンドグラス作品を作っています。