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ステンドグラスブログ

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動物のステンドグラス作品 「パンタナールのパネル」の掛川花鳥園

こんにちは、埼玉県さいたま市のステンドグラス工房「YUKO TERASHIMA ART & DESIGN」の代表 寺島裕子です。

動物のステンドグラス作品を制作しています

「ステンドグラス」と言えば、まずは教会の壁面の神様・・・。
そして住宅の窓には植物モチーフや抽象的なパターンデザインを見かけます。

しかし私はそれらをモチーフとした作品を制作ではなく、動物をモチーフとしたステンドグラス作品を制作することが多いです。

それは、私が大の動物好きで昔からイラストでもよく動物を描いていましたし、自分の今までの経験を生かす意味でも「ステンドグラスでは絶対動物をモチーフとした作品を作りたい!」と思ったからです。

実生活でも昔は家でシェットランドシープドックという犬を、今は元野良の猫を二匹飼っています。

動物って本当にカワイイですよね!

パンタナールのパネル

今日はパネル作品ページにも掲載しました、「パンタナールのパネル」についてお話しします。

作品はこちらから

パンタナールとは南米アマゾンにある湿原のこと。
ここに「オニオオハシ」というモチーフとなった鳥が生息しています。

デザインを考えるときに、まずはモチーフにする動物について調べますが、「オニオオハシ」をモチーフとすると決めた時、ぜひ本物を見に行こう!と調べました。
すると日本では「上野動物園」と「掛川花鳥園」に居ることがわかりました。

本物との触れ合い

上野動物園

そこでまずは「上野動物園」へ・・・。
ところが上野には1羽しかいないということと、その時は鳥舎の改装中でまさかの展示なし!!

掛川花鳥園

改めて後日「掛川花鳥園」へ出直すことに。
新幹線の各駅停車で「掛川駅」へ。

そこからタクシーで約10分。

初めて訪れたのですが、「掛川花鳥園」は近隣では人気のスポットらしく、さまざまな種類の鳥類が見られます。

中でも「オニオオハシ」は有名で10羽くらい?のかなりの数が大きなグラスハウスの中に放し飼いにされていました。

オニオオハシ 1

お客さんは自由に飛び回るオニオオハシに餌を与えることも出来ます。
(ちなみに餌は有料です。)

オニオオハシの大きな嘴とビビットな色合いの見た目に最初は驚きますが、とても人懐こい性格で、人間にもフレンドリーに接してきます!

アームカバーを付けて餌を手に持つと、餌をもらいに腕に乗ってくるのです!

オニオオハシ2

ステンドグラスのパネルの方はこのオニオオハシたちの楽園をイメージしてデザインしました。

あるがままの姿の動物が一番

時間があるときには動物のモチーフの参考にと動物園に取材に行きますが、狭い檻の中の動物を見るとなんだか切ない気持ちになりますね。

最近は北海道の旭山動物園の行動展示のような試みも増えてはいますが、動物はあるがままの姿が一番でしょう・・・。

この「掛川花鳥園」は広めのスペースの中で、楽しそうな鳥の姿を見ることが出来るので鳥好きの方にはオススメです!

ちなみに・・・
ここでは人気の「ハシビロコウ」も見られますよ!

オニオオハシ3 ステンドグラス制作のご依頼
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Yuko Terashima Art & Designとは

グラフィックデザイナーとして活躍した経験を活かし、
動物や植物、食べ物などのステンドグラス作品を作っています。

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